FA宣言
決断!!
ペンタ君が定価の4割程度で破格放出してくれると言う smcPENTAX FA77mm F1.8 Limited と smcPENTAX FA28mm AL F2.8 を2本セットで逝っちゃった。
FA77 Limited は受け渡し前にメーカ清掃に出してくださったので、今日の話題は FA28 AL だ。
のっけからピンボケ写真は恥ずかしいが初めての FA シリーズということでご容赦願いたい。
つまり、そのFAレンズの敷居の高さにつまずいてすっころんで起き上がったのだが、そのすっころんだ時の写真なのである。
そのつまずき~復活までの以下詳細に述べる。<論文かよ
PENTAX の一眼レフ使ってる人なら知ってると思うけど、一般的に PENTAX のレンズ接合部のことを Kマウントと呼ぶらしい。
KAだのKAFだのKAF2だの出ちゃってるけどみんなKマウントらしい。
そんで、そのマウントに接合可能なレンズとして M とか A とか FA とか DA とか DFA シリーズがあって、M は絞りもピントも手動合わせ、A は絞りだけが自動なのかな?、そんで FA からピント合わせが自動(いわゆるオートフォーカス)になったのかな?、DA は全自動だけど現在のデジタル一眼に最適化?されててクイックシフトフォーカスができたりする。
あ、最新シリーズの DFA はデジタルでもフィルムでも使えるのが特徴。
さてここで問題だ。
「DA はデジタル一眼に最適化」の部分だが、僕は受光面積が狭くなった分だけ小型軽量化されている程度だと思っていた。
ま、コーティングとか収差補正とか他にも色々あるんだろうけど、基本的に画角最適化くらいかな・・・と思っていた。
でないと現行の FA35 とかが今更バカ売れするはずが無い・・・と。
でないと「FAを○○(デジイチ)で問題無く使えてま~す」とか、某大手掲示板には書かれないだろう・・・と。
すごく単純に誤解しておった。
だから FA28 AL も手に入れてすぐバリバリ使えるだろうと安易に考えていた。
僕の撮影スタイルは素人丸出しフルオートが主である。
撮影時に気を使うのは構図とフォーカスロックくらいなので、オートフォーカスは結構重要な機能だ。
で、もう一度最初の恥ずかしいピンボケ写真を見てみよう。
これは昨日、愛車デミタスの修理にバイク屋に行った帰りに撮影したものだが、バイクでフォーカスロックして撮っている。
しかしピントは遥か彼方の奥の方になっちゃって、横の木でさえピントが合ってない。
F値3.5というのも被写界深度が浅くなる原因だろうが、開放のF2.8では甘いどころかソフトレンズか?と疑いたくなるほど画像が急変するし、F5.6以上に絞ってもイマイチピント来ない。
昨日の FA28 AL 初出動は総じてこんな散々な結果で、気分が悪いので全廃棄してしまった。
こちらは標準目玉の DA40 Limited で撮ったもの。
自分の K100D のオートフォーカスが壊れたのかと思って付け替えてみたけど、こんな風に適当に撮っても DA40 は相変わらず良好な結果を残してくれた。
そんなこんなで昨夜からネットで調べ、200枚のテストショットを繰り返して僕なりに出した結論は、FAレンズをK100Dで使うにはフォーカス調整が必要ということである。
僕の得た情報によると、フィルムカメラ時代のオートフォーカス対応レンズはフィルムという撮像素材に合わせて合焦点(ピントが合う位置)より奥の情報をカメラに送り、デジタル対応レンズは CCD という受光素子に合わせて合焦点よりも手前の情報をレンズに送っているらしい。
FA28 と DA40 で撮り比べてみるとしっかり DA40 よりも FA28 の方が後ピンになる傾向がつかめた。
そんじゃ回避策は?ってことになるが、2通りの方法が考えられる。
- レンズのROMを書き換えて前ピンにする
- カメラの設定で前ピン寄りにする
レンズのROMを書き換えちゃうと、イザ銀鉛って時に使えんだろうな。
てことで僕はたちまち後者で K100D の設定を変えることにした。
K100D の裏メニュー(詳細は後日)から DEBUG MODE で起動して「AFテスト」で Focus Corr. をズラしながら試行錯誤し、僕の FA28 の最適値を探ると +80[um] であった。
写真は研究所から数十歩の道から空を撮ったモノだけど、もう FAパワー全開って感じ。
最初に雲を見て「おっ!?」とか思ってしまった。
なんか階調表現が深くなっているような気さえする。
昨日のボケボケ写真に比べ、天気も幸いして抜けるような抜けの良さ。(笑)
ピントもパシパシ決まってくれちゃって嬉しくてしょうがない。
ここ4ヶ月 DA40 を標準目玉にしてて「もぅちょい引きたい!」って思うことが何度かあったけど、FA28 なら断然有利って感じ。
表現は DA40 よりも焦点距離が短くなるので固くなるかと思ったら、全然そんなことは無く反って軟調のような気がする。
こういう写真は DA40 だと奥がもっとボケやすいだろうけど、表現意図ではこれが正解だと思う。
雰囲気で使い分けられるようになれれば良いな。
付け替えるたびに前述のフォーカス調整が必要だけど、もう慣れたんで30秒以内には終わる。
レンズ毎にフォーカス調整値を覚えとけば苦にならないだろう。
昨日のリベンジベンチ。
一晩で木の方はほとんど散ってしまったので舗道の方を被写体にした。
昨日の設定だとワケわかんないトコにピントが逝っちゃってたシーンだけど、今日はばっちり手前の落ち葉にフォーカスロック!!
やはり某大手掲示板でも言われているように、開放よりも1段絞ったF値(F4.0)くらいからが本領発揮の模様。
この辺が開放からバリバリの DA40 との差なのだろうが、FA28 の焦点距離で開放近くを使うことはあまり無いと見て良いようである。
かと言って開放が昨日のようにダメダメなわけではなかった。
本日何枚か開放 F2.8 で撮ってみたが、どれも多少のピントの甘さはあるものの使えないほどひどいものは無い。
開放F値近くだと恐ろしく被写界深度が浅くなるようで、ピントを機械に任せるよりも目を凝らしてマニュアルフォーカスの方が良さそうである。
ま、この画角では滅多に使わないんで、この辺は FA28 の余裕と見るのが正解かな。
通常はこのように F4.0 くらいで撮るだろうシーンである。
・・・この写真で見比べてもどっちが F2.8 かわかんねぇな。(笑)
しかし凄いレンズを破格で譲り受けてしまったものだ。
もうすでに標準域ではズームレンズに戻れない体になってしまってるが、FA28 がこんなに凄いのであれば「PENTAXの宝」と言われる FA77 Limited ってどんなんだろう?・・・とか考え出すと、FA3姉妹が思い浮かび DA40→FA43 とかにハマってしまいそうなストーリー。
・・・いやいや、DA40 は写り以外にも「世界最小最軽量」という大きな利点があるので手放す気は無いっすよ。










